フランス王国の大貴族の息子。王立騎士養成学校では、戦いよりも錬金術や魔術に興味を示し、設立以来最低の成績を残す。
黒魔術師としてフランス全土で指名手配され、羽根つき妖精のアスタロトと共に逃亡中、ドンレミ村でジャンヌと出会う。
ドンレミ村に住む羊飼いの少女。
村が傭兵たちに襲撃され、妹を殺されて以来、早く戦争を終わらせたいと、森の妖精たちと祈っている。
逃亡中のモンモランシと出会い、以降彼と行動を共にするようになる。
希少種の羽つき妖精。人間の少女をそのまま小さくしたかのような外見だが、身体は手乗りサイズで、妖精族の中でもとても小さい。
錬金術の知識を豊富に持ち、モンモランシにとっては錬金術の師匠兼パートナー的な存在。
フランス王国北西部に位置するブルターニュ公国の姫騎士。戦争の天才だが、正義を重んじ、生真面目で融通が利かず、敵を作りやすい性格。
ブルターニュ公国の独立を守るために、公位を継いだ兄とともにブルターニュにとどまった。
モンモランシと共に王立騎士養成学校で学んだ後、アザンクールの戦いに参戦する。
フランス王国の姫太子。傲慢で常に上から目線のお姫様気質。
奔放な男性遍歴を持つ母への反発から、男性嫌いの性格に育つが、その体質は母親似で、
成長するとともに男を惑わせる美貌と肉体の持ち主になっていった。
生真面目なリッシュモンとは反りが合わず、王立騎士養成学校時代から不仲である。
フランス東部に位置するブルゴーニュ公国の女公。
冷徹な父とは対照的な優しい性格の少女で、父の犯した罪を謝罪するために王立騎士養成学校に入学。
善良公女、泣き虫姫、お漏らし姫などと呼ばれていた。
ガスコーニュ出身の女傭兵。憤怒を意味するラ・イルは傭兵としての通り名で、彼女の激高しやすい性格に由来する。
常に男勝りな傭兵隊長を演じているが、実は「お嫁さん」を夢見る乙女。
自らの子分たちにも、食いつなぐための略奪は許可しているが、女子供や妖精族への乱暴は許さない。
シャルロットの従弟で従者。女の格好をしているが実は男。シャルロットが男嫌いのため、女装させられている。
リッシュモンの従弟。従姉のリッシュモンのことを姉上と慕っている。
貴婦人への愛と忠誠を誓う騎士を目指しており、錬金術にかまけるモンモランシのことは疎ましく思っている。
ラ・イル率いるガスコーニュ傭兵隊の一員。
ラ・イルと巨乳を愛する男。